どうも!
ふたば商店街のバイク屋「ワタナベモータース」です。
このコーナーでは毎回 様々な名車・珍車なバイクをご紹介させていただいております。
今回は 秋のオシャレ・コーディネートに加えてみたい一台をご紹介しました。
SUZUKI SW−1
1992年に登場したこのバイクは、レトロ・ヨーロピアンなイメージの
フルカバーボディが映える250CC空冷単気筒モデル。
ベスパを思わせる滑らかな曲線で形作られたカバーボディは、
ガソリンタンクに見える部分やリアタイヤのカバー部分がトランクスペースに
なっていたり、革靴を汚さないシーソー式のチェンジペダルを採用していたり・・
「スポーツ走行を楽しむ乗り物」というより「オシャレを楽しむファッションアイテム」という印象を受けるモデルです。
この独創的なデザインは 日産のBE−1、PAOなどパイクカーを手がけたデザイン会社
WaterDesign(ウォーターデザイン)が行っていて、発売時にはグッドデザイン賞を受賞しました。
ちなみにモデル名は
“SUZUKIスズキとWATERDESIGNウォーターデザインの1号機”という頭文字をとって
「SW−1」だそうです。
これまでにない凝ったデザインのSW−1でしたが、
同じ時期に発売された250CCバイクが50万円前後で販売されていたのに比べて
688000円と非常に高価だったことがネックとなり、
短期間で生産終了となってしまいました。
個人的には、革手袋にトレンチコートを羽織って、ゴーグル付きジェットヘルメット
で石畳の道を走ってみたくなる・・・結構好きなデザインなんですよね。。
短命の結果、販売台数が少ない為、今では中古市場において高値で取引されているのは、なんとも皮肉な話です・・・。