どうも!
ふたば商店街のバイク屋「ワタナベモータース」です。
このコーナーでは毎回 様々な名車・珍車なバイクをご紹介させていただいております。
今回はカワサキ初の4気筒250CCスポーツモデル ZRX250を紹介しました。
遡ること1980年代。バイク業界はレーサーレプリカモデルが大人気。
250CCクラスにおいても各メーカーが しのぎを削りマシンを開発していました。
そんな中、カワサキが1989年にリリースした4気筒マシンこそ ZXR250。
カワサキ初の250CC4気筒 専用設計エンジンに量販車初の倒立フォーク。
更に走行風をエンジンに当てて温度上昇を抑える「カワサキ・クール・エアシステム」と呼ばれる新技術を導入するなど 初物づくしのモデルでした。
発売とともにレース界で活躍したZXR250ですが、
レーサーレプリカブームの終焉と共に、4気筒に比べ構造も単純でコストダウンが出来、整備性の良い2気筒エンジンが主流となっていき、1999年モデルを最後に生産終了。
ZRX250の発売から約30年・・
今年9月にカワサキから4気筒250CCプレミアムスポーツモデル「ZX−25R」が発売となります。
4気筒ならではの高回転・高出力と、エンジンサウンドも魅力な一台で、
発売前からバイク業界が注目してるモデルです。
その誕生には、ルーツとなったバイクの存在がありました。
あ、ZXR250の写真をご覧ください。
ではフロントカウルからタンクにかけて繋がったホースにご注目。
これが「カワサキ・クール・エアシステム」なのですが、
カワサキらしいライムグリーンのカラーと 2本のホース・・・
じーっと見ていると、あるものに似ていると思いませんか?
機動戦士ガンダム ジオン公国のモビルスーツ ザクⅡに。
嗚呼、皆さんからのツッコミが聞こえます・・「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」