どうも!
ふたば商店街のバイク屋「ワタナベモータース」です。
このコーナーでは毎回バイクやバイクにまつわる話題をご紹介させていただいております。
今回は、その性能が認められ、意外な、でも納得なところで活躍している
オフロードバイクをご紹介しました。
カワサキ KLX250
1993年に登場した時のキャッチフレーズは「闘う4スト」
軽量ハイパワーな2ストロークエンジンを積むオフロードマシンが主流だった当時、
4ストロークエンジンの特徴である 燃費や操作性の良さを活かしながら
2ストのオフロードマシンに負けない走行性能を持っていました。
その性能の高さを評価したのは・・・陸上自衛隊。
偵察部隊の装備品として2001年からKLX250が配備されました。
(一般販売は2016年に終了していますが、陸上自衛隊では継続して使用中)
勿論、専用装備が備わっています。
エンジンなどは市販モデルと共通ですが、他の自衛隊車両と同じオリーブ色の塗装を施し、
エンジン前面と前照灯にフレームガードを設置、車体の後部に無線機と荷物が載せられる
キャリアを備え、ハンドルの操作部には夜間 敵に気づかれにくくなる灯火管制スイッチが
追加されています。
戦闘時の偵察、部隊伝令、そして近年増加している自然災害時の被害状況把握など、
その機動力を活かして活躍しているKLX250。
実は、今年公開された映画「シン・ウルトラマン」にも自衛隊車両としてKLX250が
登場していました。
映画をご覧になった貴方は、お気づきになったでしょうか?