ぼちぼち梅雨時期ですな〜
ふたば商店街にある中古レコードショップMusicJungleの店長Kayでございます。
梅雨時期に聴きたい曲を色々探しておりましたら出てきましたよ。
今回BGMで使用した八神純子さんの「水色の雨」いかがですか?
八神純子さんといえば、以前少しご紹介したシティー・ポップと言われるジャンルにカテゴライズされるアーティストでございます。
何度も言いますが個人的にジャンル分けにあまり意味はないと思っておりますが、音楽をご紹介する人間として、このジャンル分けというのは非常に便利なんですね〜
それはそれとして・・・
八神純子さんは1974年16歳の時、第8回YAMAHAポピュラーソングコンテスト(いわゆるポプコンです。)で「雨の日のひとりごと」で優秀曲賞に入賞します。実はこの大会には八神さんもう1曲「幸せの時」もエントリーしていて、この曲も入賞して同コンテストで同時2曲受賞は後にも先にも八神さんだけだそうです。
1974年12月に「雨の日のひとりごと」でプレデビューします。っていうか・・・プレデビューってなんだ?って感じですよね。
その後も国内外のコンテストを荒らします。
1976年にはチリの音楽祭に出場し6位入賞を果たしています。
1978年八神さんはたちの誕生日に念願の本格デビュー
1978年5月にリリースされたのが今回BGMで使用した「水色の雨」なんですが、元々この曲は岩崎ひろみさんに提供することを想定していたみたいですが、ご自身で歌ってみたら意外に周囲の評判が良くてレコーディングすることになったようですね。
この曲はシングルが60万枚のセールスを記録しています。売れてるよね〜
今、60万枚なんてCD売れませんよ・・・
そのほか「素顔の私」「思い出のスクリーン」「ポーラスター」などヒットを飛ばし、1980年に「パープルタウン」をリリース。まぁ〜この曲がかっこよくて、当時まだ小学生だった私が非常に興奮したのを覚えています。
その後も「Mr.ブルー〜私の地球〜」など素晴らしい曲を制作しております。
1986年にはアメリカに移住して、日本とアメリカを行き来する生活が始まるのですが、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロが発生して飛行機に乗ることができなくなり、日本での音楽活動ができなくなります。
事実上の活動停止状態です。
それでも日本ではベストアルバムが売れ続けていたと言います。
2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに東北各地で炊き出しとライブ活動を行うようになり、チャリティーイベントやコンサートを精力的に行い、のちに八神さんは「9.11で閉じた扉が3.11で開いた。」とおっしゃったとか・・・
今も現役で私より九つほど年上なんですが、お綺麗で、精力的に活動されています。
見習わないとな〜とほんとに尊敬してしまいます。
八神純子さんのサウンドを深掘りしてみてはいかがでしょうか。