皆様ご機嫌いかがでしょうか?
ふたば商店街にある中古レコードショップMusicJungeの店長Kayでございます。
今年の初めにアメリカの音楽雑誌 Rolling Stone誌が史上最高のギタリスト250人をカウントダウン方式で紹介しておりました。
2011年には歴史上最高ギタリスト100人のランキングを発表していまして、これは当時ベテランロックミュージシャンが選んだギタリストで構成されていました。
今回発表されたランキングはRolling Stone誌のライターやエディターが選んだランキングで、本当に幅広い年代・ジャンルから選ばれたギターリストが紹介されています。
当然と言えば当然なんですが、私、知らないギタリストも多くて、まだまだ勉強不足だな〜とこのランキングを見て思いました。
みなさんの好きなアーティストは何位にランキングされているんでしょうね?(日本人はほぼいない。)
で、今回ご紹介するのは2011年のランキングでも今年発表されたランキングでも堂々の一位を獲得している、もう伝説と言っていいギタリスト、ジミ・ヘンドリクスでございます。
通称ジミヘンですね。
ただね、普通にジミヘンのご紹介するんじゃなくて、曲にスポットを当ててみようかと思います。ジミヘンの有名な曲といえば「パープルヘイズ」「ブードゥーチャイルド」などでしょうか?
今回はジミヘンの数ある楽曲の中から私が選んだのは「Little Wing」です。今回BGMで使わせていただいたのはスティービー・レイ・ボーンのカバーバーションでインストです。(歌詞のないやつですね)ジミヘンのバーションはちゃんと歌詞もあります。
非常にメーローでブルージーな楽曲なんですよ。歌詞も非常に想像力を掻き立てる詩となっております。
実はこのLittle Wingって曲は本当たくさんのアーティストにも愛された曲です。youtubeやApple Musicで曲名で検索してみてください。たくさんのアーティストの名前が出てくるはずです。(リンドバーグに関しては全く別の曲ですけどね・・・)
ちなみにYouTubeで検索するとLittle Wingのギターでの弾き方解説動画もたくさん出てきます。
今回BGMで使わせていただきましたティービー・レイ・ボーンもみなさんご存知エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、スティング、スキッド・ロウ、サンタナ、日本人ではチャー、元ちとせさんなど、音源化していなくてもライブでカバーしている人を含めると本当に数えきれない人たちがこの曲をカバーしているんです。
色々と聴き比べると非常に面白いんです。クラプトンやジェフベックはオリジナルの特徴的なギターでのイントロ部分を全く変えて違う曲のように思わせておいて、やっぱり「Little Wing」!みたいな聞かせ方。スティングや元ちとせさんは歌をフィチャーして歌い込んでみたり。ほんと色んな解釈でそれぞれのアーティストがこの「Little Wing」を楽しんで演奏しているのがわかります。
特にギタリストが多いのはやはりみなさんジミヘンに少なからず影響を受けているからなんでしょうね。
ギター1本で始まるイントロが無茶苦茶かっこいいのよ。おそらく50代でエレキギター手にしたことある人は一度はチャレンジしたことあるんじゃないかな?