ジュラシック やよいパーク!
飼育員のトリケラトやよいです。
新しくパキファロえいちゃんが仲間に加わりました。
モデルになった恐竜はパキケファロサウルス
頭に特徴がある恐竜だよ!
今日の恐竜は…ティラノサウス!

ジュラシックパークの映画ではT-REX(ティーレックス)と言われています。
そして、ジュラシックパーク映画のロゴに描かれている
恐竜がティラノサウルスの頭部の化石なんですよ。
恐竜といえば、ティラノサウルスですよね
・名前の意味はギリシャ語で
ティラノは、暴君、大暴れする
サウルスは、トカゲ
ちなみにレックスは、ラテン語で王という意味
名前の通り、暴君のようなトカゲでした。
ティラノサウルスは白亜紀後期の北アメリカにいた大型肉食恐竜です。
・見た目の特徴は
無数に鋭い牙がある大きな頭。
そして大きい足で二足歩行をしていました。
前足は短く爪が二本あります。
全長は最大でおよそ13メートル
体重はおよそ4500-8000キログラム
足の速さは時速19-27キロメートル
映画ではティラノサウルスがジープを追いかけるシーンがあるのですが、
骨の強度やバランスなどを考えると、
今ではあまり早く走れなかったのではと言われています。
その他には、早く走りすぎると頭部の重みで頭からずっこけるのでは、
前足が短いのですぐに立ちあがれないかもと意外と可愛い一面があったかもしれないティラノサウルス。
そんなティラノサウルスが走ると少し速い自転車くらいのスピードだったのではないかと推測されています。
頭の長さはおよそ1.5メートル
ティラノサウルスの頭部は他の恐竜と比べる横幅が広く分厚かったので噛む力が強かったと考えられています。
映画ジュラシックパーク、ジュラシックワールドでは人間を頭から一口で咥えて食べたり、恐竜同士で戦っているのが印象的ですよね。
・立ち姿は、
身体が地面と水平になるように頭と尻尾が同じ高さにあります。
前傾姿勢で、今ではそれが見慣れた姿です。
・昔のティラノサウルスの姿は
1933年の映画「キングコング」や、1980年代に公開された映画ドラえもん「のび太の恐竜」「のび太と竜の騎士」では今と立ち姿が違うんです。
実は1980年代まではティラノサウルスは尻尾を引きずった直立立ちをしていたと思われていたんです。
動物だとカンガルーのような、もっとイメージしやすく例えるとゴジラのような立ち方でした。
当時はまだ発掘された恐竜の化石が少なく、骨の形や怖い生き物というイメージで復元されたと言われます。
・ですが1993年に大きな出来事が起きたのです。
そう、映画ジュラシックパークが公開!
実は映画公開前から恐竜の研修者たちの中ではティラノサウルスは水平に前傾姿勢で立っていたのではと考えている人もいたそうですが、あまり世の中にその情報が広まりませんでした。
映画ジュラシックパーク公開により一気に世の中に恐竜ブームに!
映画での恐ろしく暴れるティラノサウルスの姿からそれまでの図鑑や資料、映像作編、博物館の展示内容も変更になっていきました。
・そして最近では、
ティラノサウルスの新種が発見されたり、
ティラノサウルスには部分てきに羽毛があったのではないかという説があったりもします。
そして…、
8/8(金)、映画「ジュラシックワールド/復活の大地」が日本で公開されます!
物語は、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」から
5年後の世界が舞台となり、生態系のバランスが
崩れた地球で、恐竜たちが隔離された場所に生息している様子が描かれます。
新たに出てくる恐竜もいるようでとても楽しみです。
脚本家はジュラシックパーク、ロストワールドを勤めたデビット・コープが勤めます。
30年近く前のあの感動がまた味わえるのかと思うと本当に楽しみです。
私はすでにムビチケを購入済みで公開日に観に行く予定です!
さぁ、今日紹介した恐竜はティラノサウルスでした!