残念です。。。

みなさんご機嫌いかがでしょうか?
ふたば商店街にある中古レコードショップMusicJungle店長のKayでございます。

3月になりましたが、今年に入って日本のミュージシャンの訃報が立て続けに入ってきております。

まずは1月・・・

サディスティック・ミカバンドやイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のドラマー高橋幸宏さん。

1972年からサディスティック・ミカバンドにドラマーとして参加しました。
サディスティック・ミカバンドといえばいろんな有名ミュージシャンが参加していましたね〜
ザ・フォーククルセイダーズの加藤和彦さん、ギターの高中正義さんなどなど
タイムマシーンにお願い」はみなさんも聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
この曲はいろんな方がカバーしてますからね〜
そしてイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)への参加です。
イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の曲といえば「テクノポリス」「ライディーン」が有名です。
インストのイメージが強いかもしれませんがちゃんと詩のある楽曲もあります。今回のOn Airにも使いましたが「君に胸キュン」とかね。

On Airでも言いましたがアメリカの伝説的ブラック・ミュージック専門番組「Soul Train」にも日本人ミュージシャンとして初めて出演しています。

「Soul Train」についてはまた別の機会に深掘りできればと考えております。

YMOといえば非常に前衛的なというか、当時にしては珍しい試みをかず多くやっていて、当時のレコードの楽曲の間にラジオドラマ風コントを入れるなど常に新しいことに挑戦するというイメージでした。

そして、鮎川誠さん。
めんたいロックの草分け、牽引者。シーナ&ロケッツのリーダー兼ギター&ボーカル
ライブを中心に非常に精力的に活動をされていました。
シーナ&ロケッツ自体はあまりメディアの露出はありませんでしたが、鮎川誠さんは俳優としてもご活躍されており朝ドラ「ちゅらさん」にも出演されていました。
2015年には相棒であり奥様であるシーナさんが急死。それでも「シーナの意志を継ぐ」と活動を続け、
大きな活動休止はないまま45年戦い続けてきました。
ライブは非常にパワフルで年齢を感じさせないライブをずっと続けてこられましたが、昨年末のライブを急病でキャンセル。(これが初めてのライブキャンセルとなります。)
そして今年1月29日膵臓がんのため永眠。

最後にHi-STANDARDのドラマー恒岡章さん
Hi-STANDARDはメロコア界の重鎮ですよね。
91年から活動がスタートします。
日本よりも海外から注目を集め、どちらかというと逆輸入のような形で日本に浸透したイメージが個人的にはあります。
メロディアスなのにサウンドはハードコアパンク!なんじゃこりゃ!当時はそんな印象を持ちました。
その後、数多くのミュージシャンに影響を与えます。10Feetなんかはモロに影響受けていますよね。そこはTAKUMAくんも公言しています。
一時は活動を休止していましたが、最近では月に1回はリハーサルスタジオに入りリハーサルを繰り返していたところに恒岡さんの訃報。
メンバーそして関係者のみなさんがどれほど胸を痛めたか想像すると本当に苦しくなります。
彼らの代表曲と言ってもいいでしょう「Stay Gold」を10Feetが京都大作戦でカバーした時Hi-STANDARDの難波さんと横山さんが飛び入りし一緒に演奏したシーンは泣けました。
恒岡さんは私よりも若かった・・・早すぎます。

みなさんのご冥福をお祈りします。しかし彼らの音楽は私たちの心に永遠に残り続けるのです。合掌

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