みなさまご機嫌いかがですか?
MusicJungleの店長Kayでございます。
まもなくジメジメした季節になろうかという時期ですね〜
そんな鬱陶しい季節はドロッとしたDeepな音楽で過ごすのもまたこれ一興かと存じます。
で、今回は5月の来日公演を果たしたGeorge Clintonについてご紹介です。
ジョージ・クリントンはJBことジェームス・ブラウン、スライ・ストーンと並んでFunkというジャンルの代表的なミュージシャンです。
ジョージは特にPーFunkを言うジャンルを確立した人としてその影響力は絶大です。
元々はモータウン傘下のレーベルで「ザ・パーラメンツ」というドゥーワップのグループでデビューするんですが、
その後、ファンカデリックというバンドをスタートさせます。また別にパーラメントというバンドもスタートさせます。
彼の元にはいろんなミュージシャンが集まってきます。
シンセサイザーの発展に貢献したと言われるバニー・ウォレルやベーシストのブーチー・コリンズその他色々・・・
そんな人たちの集合体としてPーFunk軍団が破竹の勢いで活動します。もちろんそれぞれのアーティストはソロでも活躍し、
またプロデューサーとしても活動を続けるものだからP-Funkの輪がどんどん広がっていきます。
例えばパーラメントのコーラスをしていた女の子たちをデビューさせたり、ファンカデリックのコーラスの女の子たちをデビューさせたり・・・
当時の音楽業界、そしてのちの音楽業界にかなりの影響を与えることになります。
On Airの中で彼らのファッションについて少しお話ししましたが、アルバムジャケットもかなりインパクトあるアティスティックなものが多いのも特徴です。
のちの音楽への影響についても少しお話をしておきましょう。
80年代Hip-HopやR&Bサウンドに特に西海岸のアーティストにサンプリングされるようになります。
ドクター・ドレ、スヌープ・ドッグ、アイス・キューブなどなどG-funkを呼ばれるサウンドに発展していきます。
この辺りのサウンドにストリートダンサーたちも反応してさらにカルチャーとして発展していきます。
世界の音楽業界に大きな影響を与え、今もなお現役で活躍し続ける元気な変○おじいちゃんGeorge Clintonのサウンドをアナログの音で聴きたい方は純喫茶「ひだまり」に来ていただければ
カウンターでKayの鬱陶し位ぐらいの解説付きで聴かせます!
皆さんのご来店お待ちしております。