レコードジャケットにはロマンがあるのだ!

皆様ご機嫌いかがでしょうか、ふたば商店街にある中古レコードショップMusic Jungleの店長Kayでございます。

さて、皆さんはLed Zeppelinというバンドをご存知でしょうか?

ロック好きな方ならご存知でしょう。若い方は知らない人もいるかもしれませんね。

デビューは1969年ですからもう〜かなりのキャリアです。70年代から80年代が全盛期と言っていいでしょう。

そんな彼らのアルバムジャケットについて、少々面白い記事を見つけました。

1971年に彼らがリリースしたアルバム「Led ZeppelinⅣ」というアルバムのジャケットは壁に一枚の絵画がかけられていると言ったものです。その絵画は一人の老人が薪を背負って立っているという絵なんですね。

で、この薪を背負っている老人が誰かというのがわかった!という記事が発表されてロックファンの間で、話題になっているのです。

https://amass.jp/174654/

この調査をしたのはブライアン・エドワーズという歴史研究家の方なんですね、
彼はイングランド南西部のウィルトシャーの歴史とストーンヘンジなどの研究をされていて、毎日ウィルトシャーについての新しい記事をインターネットで検索するのが日課にしています。その日もオークションのサイトで、ビクトリア朝時代に撮影されたストーンヘンジの写真を探していました。

ビンテージ写真の取引は盛んで毎週多くの作品の出品があるんだそうです。

その中で、彼は1892年の何人かの人々が写った写真のアルバムを見つけます。

そのアルバムの中に、例の薪を背負った老人の写真を発見したんです。

アルバムのジャケットになっているのは絵画はLed Zeppelinのボーカルのロバート・プラントが、ギターのジミー・ペイジの自宅近くの骨董屋で見つけた絵画とされていますが、オリジナルは白黒写真で、ロバートプラントが見つけたものはオリジナル写真に着色したものだったんです。

ちなみにこの老人はウイルトシャーに住んでいた屋根葺き職人のロット・ロングさんという方でした。

ブライアン・エドワーズさんは元々Led Zeppelinの大ファンで、この写真を見つけたときはほんとに興奮したとインタビューで答えてらっしゃいました。

その後、お仕事の合間を縫って、この人物が誰なのかを調べあげたんだそうです。

この写真は現在、ウイルトシャー博物館に今年の9月15日まで展示されていています。

レコードジャケットにまつわるロマンのお話なんですね。一人の歴史研究家がたまたまLed Zeppelinのファンで、そこから色々調べることでジャケットに写った人物まで特定してしまったんです。

レコードが昨今流行りと言われていますが、音質だけじゃなくてジャケットの魅力もあるんですよね〜

今後はまたジャケットのお話もしていこうと思います。

そしてレッドツェッペリンが公認したドキュメンタリー映画「Becoming Led Zeppelin」の日本での配給会社が決まり、こちらの公開も楽しみです。
https://rockinon.com/blog/nakamura/209654

ちなみに今回のBGMは有名な天国への階段

みなさんにお聞きいただいた曲は「Rock And Roll

皆さんにとってLed Zeppelinといえばこれ!っていう曲があれば教えてください。

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