ジュラシックやよいパーク3日目

飼育員のトリケラやよいです。

よろしくお願いします。

今日紹介する、今日の恐竜は、
ではなく今日の翼竜(よくりゅう)は
プテラノドンでした!

※実は恐竜と翼竜は違うグループなんです。
もともとは同じ爬虫類です。
そこから恐竜、翼竜、魚竜、首長竜とグループが分かれています。

映画ロストワールド ジュラシックパークのラストシーンでは遠くから飛来してくるのがとても印象的でした。

・プテラノドンの名前の意味
ギリシャ語で
プテロンが翼
※ドンには歯という意味があります。
アノドンは歯のない という意味です。
その言葉がつながりプテラノドンと言います。

つまり、プテラノドンは歯のない翼という名前だったんです。

・プテラノドンの特徴は
白亜紀後期の北アメリカや日本の北海道にいました。
頭の後頭部に大きなトサカがあります。
広げると巨大な翼があります。
翼を広げた長さがおよそ7〜9メートルありました。
体重は15〜20キログラム
骨の内部が蜂の巣のような小さな穴が空いたハニカム構造をしていました。
ハニカム構造のおかげで大きな翼でも空を飛ぶことができたと推測されています。

恐竜の骨も同じくハニカム構造になっており、そのおかげで巨大化し活動できていたと推測できます。

そして、大きい口ばし
化石の研究から魚などを丸呑みで食べていたのではないかと言われています。
つまり、プテラノドンは魚を食べる肉食の翼竜でした。

・プテラノドンの翼
プテラノドンの翼は鳥のような羽毛ではなく、
「コウモリのような膜」だったと言われてます。
ですが、プテラノドンとコウモリでは翼の構造が少し違います。

コウモリは私たち人間と同じ哺乳類です。そして、五本指のあります。
親指以外のそれぞれの指の骨が伸びて翼の膜を支えるようになっています。

そして、プテラノドンは人間の指で言うと薬指(第4の指)がのび、身体と薬指の間に膜状の翼があります。
つまりあの大きな翼は大きく巨大化した薬指だったのです😆

プテラノドンの翼は
骨の構造や翼に支えが無かったことで、あまり強度は強くなかったのではないかと言われます。
ですので、飛んでいる時は鳩やカラスのように羽ばたくのではなく、ハンググライダーのように気流に乗り滑空して空や海の上を飛んでいたのではないかと推測されています。

こんなに大きな生き物が空を飛んでいたと思うとすごいですよね!

トリケラやよいからの豆知識
映画ロストワールド ジュラシックパークからジュラシックワールドにかけてプテラノドンが登場しますが、体の一部に違いがあります。

それはトサカの大きさです。

映画ロストワールド ジュラシックパークでは野生化したプテラノドンの為、トサカが大きいです。
映画ジュラシックワールドに登場するプテラノドンは展示用に全て雌になるように遺伝子改良されていました。
ですので雌だと分かるようにトサカが小さくなっていました。

実際は小さかったのかは不明ですが、現代の生き物ではニワトリがオスとメスでトサカの大きさが違いますよね。
映画に出てくるプテラノドンのトサカはニワトリがモデルになってたのかもしれませんね☺️
製作者のこだわりを感じます。

それでは今日紹介したのは、プテラノドンでした。

さぁ、みんなご飯の時間だよ!

Top