どうも!
ふたば商店街のバイク屋「ワタナベモータース」です。
このコーナーでは毎回 様々な名車・珍車なバイクをご紹介させていただいております。
1月3〜15日にかけて開催された「2021ダカール・ラリー」ご覧になりましたか?
1978年に始まり、
フランス・パリからセネガルの首都ダカールまで、
およそ12000kmの道無き荒野と砂漠を進む 通称「パリダカ」として
広く知られるようになりました。
2輪車・4輪車のラリースト達憧れのレースであると同時に
完走率50%の「世界一過酷なラリーレース」と呼ばれています。
今年は開催地をサウジアラビアに移し、7500キロのコースで争われました。
2輪車部門は 優勝経験18回のKTMと6回のホンダが熱い首位争いを繰り広げ、
結果、 ホンダが総合1位、2位の ワンツーフィニッシュで優勝しました。
今回はそんなダカールラリーを戦うために生み出された技術をフィードバックしたバイクをご紹介しました。
ホンダ アフリカツイン
ホンダがパリダカール・ラリーで3連覇を果たした1989年に発売されたこのバイクは、
650CC水冷4ストロークVツインエンジンを擁するアドベンチャーマシンとして
1989年と1990年のパリダカに出場。最も市販車に近い状態で参加するクラスにおいて
2年連続優勝、そのポテンシャルの高さを実証しました。
2000年に一度生産を終了しますが、ホンダがダカール・ラリーに再び参戦することを機に
2016年「CRF1000L アフリカツイン」として復活。
現在のダカールラリーはエントリー出来る排気量が450CC未満に限られることから
実際にレースには出場していませんが、
名前とデザイン、そしてアイデンティティはしっかりと受け継がれ、ラリーファンはもとより、長距離ツーリングの頼もしい相棒として人気モデルになっています。