ワタナベモータース 「 花の名前のスクーター 蘭(らん)と薔薇(ばら)」

どうも!
ふたば商店街のバイク屋「ワタナベモータース」です。
このコーナーでは毎回バイクやバイクにまつわる話題をご紹介させていただいております。

今夜は 1983年に登場した2台の花の名前のついたスクーターをご紹介しました。

80年代に入って、スクーター人気が高まる中、
スズキは 女性ターゲットに馴染みやすい日本語のしかも花の名前の2台を発売。

それが、スズキ 蘭 そして 薔薇


1983年1月に誕生した蘭は 
50CC空冷2サイクルエンジンにオートマチック機構を組み合わせ
軽快な走行感と優れた低燃費を実現。
大きな座面で低いシートが小柄な女性にも乗り降りしやすく、
左側ブレーキレバーを握らないとエンジンが始動できない
独自の「あんしんスタート機構」を備え、
初心者でも安心して乗る事ができる1台でした。
イメージキャラクターには元キャンディーズの伊藤蘭さんを起用、
出演するテレビCMも話題となりました。

その年の10月に登場したのが薔薇。
女性向けスクーターのコンセプトはそのままに、
よりスリムでコンパクトなデザインとし、
乾燥重量は蘭より3キロ軽い41KG。
取り回し良く、メーカーであるスズキの狙い通りに
こちらも人気モデルとなりました。

花の名前がつくだけに、いずれもイメージカラーは赤。
ウチの母親も当時、スーパーへ買い物に行くのに 赤色の薔薇に乗っていました。

「お母ちゃんスクーター=赤色」のイメージがあるんですけど、
皆さんいかがでしょう?

蘭・薔薇ともに89年に生産終了。
それ以降、日本語の花の名前のスクーターを見つけられません。
(4月に紹介した「サクラ」は未発売のコンセプトモデルなので市販車ではない)
今なら花の名前のPOPな赤色の電動スクーター、人気出そうですけど・・メーカーさん?

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