皆さまご機嫌いかがですか?
中古レコード屋Music Jungle の店長Kayです。
遅くなりましたが、今回ご紹介したのはスペクトラムの「SUNRISE」
スペクトラムは1979年に結成されたバンドで当時はフュージョンなんていうジャンル
にカテゴライズされていました。
今風ならブラスロックと言ったところでしょうか?
このバンド、曲によってメインボーカルが入れ替わるバンドだったんですね。
ファルセット系の歌はトランペットの新田一郎、ロック系の曲ではギターの西慎嗣、
AOR系の曲のボーカルはベースの渡辺直樹といった具合に。
ライブでは古代ギリシャの戦士を思わせるような甲冑を身につけてステージに立って
いました。
だから余計にでしょうね、当時はアース・ウインド・アンド・ファイヤーの偽物みた
いなイメージを持たれてしまっていました。
確かにアースのようなFUNKサウンドを演奏することもお多かったけど、色々聞いてみ
るとそれだけじゃないことがよく分かります。
いきいきラジオの中でも言いましたが、未だに中学や高校の吹奏楽部で彼らの楽曲を
カバーする学校は多いですし、
今回ご紹介した「SUNRISE」に至っては未だにTVのバラエティー番組のBGMで耳にしま
す。
影響力もすごいのですが、彼らがホントにテクニシャン揃いだったって所も見逃せま
せん。
Kayがスペクトラムに興味を持ってちゃんと聴いたのが高校生の時。その時既にスペ
クトラムは解散していました。
その頃、Kayに色んな音楽を聴かせてくれた高校の社会の先生が、「スペクトラムは
世に出て来るのが早すぎたんじゃないかな~」
なんてことを言っていました。やろうとしたことがずっと先に行きすぎていたんだと
言うことなんでしょうね。